4月 2025アーカイブ

「許す」ということ

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「許す」ということ

私たちは、時に自分の中に欠乏感や欠落感を抱えて生きることがあります

その感情はまるで、暗い森の中で彷徨うようなもの

何かが足りない、何かが欠けている、そんな思いに囚われることもあるでしょう

でも、それは人生のテーマに気づくための、たんなる道具に過ぎないのかもしれません

痛みや傷を抱えることによって、私たちは本当に大切なものを見つけ出す旅を続けているのです

「許す」ということは、誰かに対してだけのものではありません

自分の過去、親との関係、そして自分自身を許すこと

それは、閉ざされた心の扉を静かに開き、新しい光を取り込む行為でもあるのです

誰かを許せないという気持ちは、相手に対するものではなく

実は自分自身に対する拒絶の感情でもあります

許すことで、自分を解放し、しがらみを手放すことができるのです

過去の出来事に囚われてはいませんか?

あなたは、自分の人生に満足していますか?

許しとは、決して弱さではなく、真の強さです

全てを許せるかどうか

それはとても難しいことかもしれません

でも、少しずつでもいい。心を柔らかくして、自分自身に優しさを向けてみましょう

許すことによって、新しい人生が始まるのです

そして、あなたの心が自由になる瞬間を、どうか感じてください

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岩根央

人生の残り時間

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「人生の残り時間」

50代、60代になって、ふと気づくことがある

それは、自分の人生があとどれくらい残っているのかということ

時計の針は誰に対しても平等で、時は止まらずに進んでいく

あと数十年もすれば、私たちの存在はこの世から消えてしまうかもしれない

しかし、そこに悲観や絶望はない。むしろ、その事実が私たちに「今」を生きる力を与えてくれる

思い返してみよう

あなたがこれまでに与えてきた愛情、優しさ、助言、笑顔

「あなたがいたから」と輝けた人たちが、確かに存在する

たとえ50代、60代になったとしても、遅すぎることなど一つもない

新しい一歩を踏み出すのに年齢は関係ない

挑戦すること、学ぶこと、与えること…それはいつだって始められる

大切なのは、今という瞬間をどう生きるか

自分の心に正直に、笑顔で満ちた毎日を過ごすことだ

あなたの一歩が、また新しい笑顔を生む

これから先も、あなたの人生が光り輝くものでありますように

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岩根央

躾られなかった人の特徴

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「躾られなかった、人の特徴」

私たちの心の中には、育てられた環境や親から受け取った愛情の形が刻まれている

躾(しつけ)とは、ただ厳しく教え込むものではない。むしろ、それは 最高の愛の表現 であり、本当の意味での優しさだ

体当たりでぶつかり合うこと。間違いを正し、時には痛みを伴ってでも真っ直ぐに伝えること

それは愛する者にしかできない勇気のいる行為だ

しかし、それを受け取らずに育った人には、ある共通点がある

それは、自分の行動に対する責任感が薄いこと。自分の快楽や欲求を優先し、他者への配慮が欠けていることが多い

心の中で「自分は特別だ」「誰も自分に干渉できない」といった認識を持ってしまうこともある

「躾」とは、心を正すこと。愛情をもって相手を思い、時には厳しく教えること

それを受けなかった人は、 本当の愛情を知らないまま、自己中心的な行動を取りやすくなる

子どもは親の客ではない

ただ甘やかし、傷つけないようにと守り続けるのではなく、強さや優しさを育むために真正面から向き合う必要がある

直球で体当たりされなかった証

それは「愛されなかった」ということではない

しかし、本当の意味で愛することが何なのかを教えてもらえなかっただけなのだ

真の愛とは、時に厳しさを伴う

それを伝えられる人がいることが、どれほど幸せなことかを知ってほしい

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岩根央

体裁を気にする人の心理

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「体裁を気にする人の心理」

世の中には、体裁ばかりを気にして生きる人がいる

仕事を「こなすこと」だけに集中し、心を磨くことを忘れてしまった人

彼らは外見を取り繕うことで自分の価値を示そうとする。肩書きや数字、他者の評価を盾にして、安心感を得ようとする

しかし、その鎧の裏側にあるのは、深く根を張った「恐れ」だ

恐れとは何か?

それは、自分の本当の価値を見つけられず、他人の目を基準にしてしまうこと

「ありがとう」という言葉が自然に出てこない人は、周りへの感謝を感じ取る余裕すらなくなっていることが多い

心を磨くこととは、ただ成果を追い求めることとは違う

自分の内側を見つめ、自分を認め、そして他者を尊重すること

「ありがとう」と言える心は、相手を尊重する気持ちの表れだ

それを忘れた人は、いくら仕事をこなしても真の成功にはたどり着けない

体裁ばかり気にしていては、自分を成長させるチャンスを逃してしまう

本当に大切なのは、自分の心を磨き続けることだと気づけた時、その人の人生は大きく変わるだろう

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岩根央

人の痛みを知るということ

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「人の痛みを知るということ」

人の痛みを知るとは、単に「理解する」という言葉で片付けられるものではありません

それは、相手の心に触れ、共に寄り添い、感じ取ることです

しかし、世の中には「人の痛み」を真に理解することなく、自分の殻に閉じこもってしまう人がいます

幼児性のある大人の特徴は、まるで心が成長を拒むかのように、他者の感情や痛みを受け入れることができず、ただ自分の世界に浸っていることです

例えば、人の話を聞かない人。それは意識的ではなく、無意識に自分の考えを優先する習慣がついているからかもしれません

相手の言葉を遮り、自分の主張だけを貫く姿勢は、共感する心を遠ざけることになります

また、感謝の泥棒という言葉があります

これは、他者の思いやりや善意に対して、当然のことのように受け取り感謝を示さない人のことです

人が与えてくれたものを当然と捉えることで、その人の痛みや努力を軽視してしまうのです

本当に人の痛みを知るためには、まず自分自身の幼児性を見つめ直し、他者を尊重する心を育てることから始まります

相手の話に耳を傾け、感謝の気持ちを忘れないこと

それは人としての基本でありながらも、多くの人が見落としがちなこと

人の痛みを知ることができる人こそ、本当に強く優しい人です

相手の痛みを理解し、寄り添い、共に歩むこと。それができる人は、きっと自分自身の痛みも受け入れ、乗り越える力を持っているでしょう

人の痛みを知るということは、自分を成長させるための大切なステップなのです

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岩根央