「恋」と「愛」を分けたがる人が、成長できない理由
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「恋」と「愛」を分けたがる人が、成長できない理由
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愛する人と、愛せる人の決定的な違い|第三話
――「恋」と「愛」を分けたがる人が、成長できない理由
「それは恋で、愛じゃない」
人はよく言います。
「それは恋であって、愛じゃない」
「若いね、まだ恋の段階だね」
まるで、
恋が未熟で、
愛が成熟であるかのように。
この言い回しには、
一見すると
深い理解があるように見えます。
けれど、
どこかで引っかかる。
この分け方、本当に人を前に進めているのだろうか。
二者択一が、思考を止める
恋か、愛か。
未熟か、成熟か。
自己中心か、利他的か。
こうした二者択一は、
分かりやすい。
だから人は、
どちらかに自分を置きたがる。
「もう愛の段階にいる」
「自分は成長している側だ」
でもこの瞬間、
成長は止まります。
なぜなら、
相対的な位置取りで
自分を確定させてしまうから。
それは実は、
「これ以上、揺れたくない」
という宣言に近い。
ちょい厳しめ|「分かったつもり」は、成長を拒む姿勢
「恋はこういうもの」
「愛とはこうあるべき」
そう語り始めたとき、
人は無意識に、
思考を閉じています。
分かったつもりになることで、
自分を守っている。
これは賢さではありません。
防衛の一形態です。
成長とは、
分からなさに耐えること。
揺れ続けること。
矛盾を抱え続けること。
二者択一に逃げた瞬間、
その耐久力は、
静かに失われます。
視点の転換|恋も、愛も、通過点でしかない
恋も、愛も、
本当は
比較するものではありません。
どちらも、
通過点です。
・恋でしか学べないことがある
・愛でしか引き受けられないことがある
恋を否定する人は、
自分の過去を否定している。
愛を語りながら、
揺れを嫌う人は、
今の自分を固定している。
愛せる人は、
「今どこにいるか」を
誇らない。
ただ、
まだ途中だと知っている。
本当の愛は、完成形ではない
本当の愛とは、
完成された状態ではありません。
悟りでもない。
安定でもない。
更新をやめない姿勢です。
・分かり合えない日があっても
・自己中心に戻る瞬間があっても
・感謝より不満が先に出る日があっても
それでも、
戻ってくる。
問い直す。
向き直る。
この循環に耐えられる人が、
愛せる人です。
成長したいと言うなら、揺れを選べ
「もう恋は卒業した」
「自分は愛の段階にいる」
そう言いたくなったときほど、
立ち止まってほしい。
それは、
成長を終わらせたい
心の声かもしれないから。
愛とは、
安心の場所ではない。
揺れ続ける覚悟のことです。
このシリーズは、
まだ続きます。
なぜなら、
愛に辿り着く人は、
最後に
「感謝」という地点を通るから。
格言
「恋と愛を分けた瞬間、人は成長を止める。」
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RMA戦略家
岩根 央