自己肯定感は、「好きになる力」じゃない
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自己肯定感は、「好きになる力」じゃない
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自己肯定感は、「好きになる力」じゃない
――自分を好きになれない日のために(4)
自分を好きになれたほうがいい。
自分を受け入れられたほうがいい。
そんな言葉を、
何度聞いてきたでしょう。
本や動画や、
誰かの成功談の中で、
「まずは自分を好きになること」
が、当たり前の前提として置かれている。
でも、
その前提に立てない日もあります。
どうしても好きになれない。
受け入れられない。
肯定できない。
そのたびに、
「まだここか」
という焦りが生まれる。
でも、
もしかしたら。
自己肯定感は、
“好きになる力”ではない
のかもしれません。
好きになれない自分がいる。
情けない自分がいる。
うまくできない自分がいる。
それを無理に、
前向きに塗り替えなくていい。
自己肯定感とは、
「全部好きになること」ではありません。
むしろそれは、
好きになれない部分を
消さずに置いておける力。
なかったことにしない。
押し込めない。
切り捨てない。
嫌いな自分が、
そこにいても、
人生を続けていける。
それが、
本当の意味での
自己肯定感なのだと思うのです。
ある人は言いました。
「自分の嫌いな部分を、
置いてきぼりにしなくなってから、
少し楽になった」と。
克服したわけではない。
好きになったわけでもない。
ただ、
一緒に連れて歩くようにした。
失敗しやすい自分。
自信のない自分。
逃げたくなる自分。
それらを、
無理に変えず、
隠さず、
人生の隣に置いた。
すると、
前より強くなったわけじゃないのに、
折れにくくなった。
それは、
自分と縁を切らなかった、
という感覚でした。
自己肯定感とは、
自分を好きになる力ではありません。
それは、
自分を手放さない力。
調子のいい日だけでなく。
できた日だけでなく。
うまくいった瞬間だけでなく。
ダメな日も、
嫌いな自分も、
置き去りにしない。
それができると、
人生は少し、
続けやすくなります。
前に進めなくても、
立ち止まっても、
戻ってきていい場所がある。
それが、
自己肯定感の正体です。
今日は、
自分を好きになれなくてもいい。
無理に受け入れなくてもいい。
前向きに言い換えなくてもいい。
ただ、
切り捨てない。
それだけで、
あなたは、
自分と一緒に生きています。
自己肯定感は、
完成させるものではなく、
続けるための感覚。
それで、
十分です。
好きになれない
自分がいる
でも
置いていかない
遅れても
つまずいても
一緒に歩く
それが
生きる
ということだ
格言
「自己肯定感とは、嫌いな自分を置き去りにしない力である。」
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RMA戦略家
岩根 央