身体は“未来”を予測して動いている
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身体は“未来”を予測して動いている
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《身体不思議シリーズ⑨》
身体は“未来”を予測して動いている
〜今この瞬間も、0.5秒先を生きている〜
① ふとよけたその瞬間に、何かが飛んできた。
自転車で曲がろうとしたとき、自然にブレーキをかけていた。
会話の合間に、相手の言葉を“先に”感じ取って返していた。
これらはすべて、
あなたの“身体”が未来を先取りして動いている証拠です。
私たちは思っている以上に、
“今”を生きていない。
むしろ、
“少し先”を感じて、その結果として動いているのです。
② 脳科学では、
私たちが認識している「今」という瞬間は、実は過去0.5秒分の情報の集積であることが知られています。
つまり、
あなたが「今」と感じているその一瞬は、
脳が過去の情報をまとめ、解釈し、未来を予測した“結果”として生まれているもの。
これは、“予測脳”や“予測運動制御”と呼ばれるしくみ。
たとえば――
ボールをキャッチする前に手が動くのは、
視覚と脳が0.3秒ほど“先を予測して”動いているから。
それは、無意識に。
意図せずに。
でも正確に。
この「身体の未来予知能力」は、
**私たちが生き延びるために進化の中で授かった“第六感の原型”**なのです。
③ ピアニストが、
「1音先を感じながら弾いている」と言いました。
感覚では“今”を奏でているようで、
実は常に、次の音・次の流れ・次の感情を感じている。
そして、
その予感が美しい“間”や“表情”を生むのだと。
あるダンサーも言っていました。
「舞台で踊るとき、私は0.5秒“先”の私と、すでに会話してるんです」
私たちが感じる“直感的な美しさ”や“流れるような動き”には、
すでに未来との小さな交信が含まれているのです。
④ あなたは、もう未来に触れている。
言葉が出る前に感じているもの。
出会う前から懐かしいと感じる誰か。
行くはずのない道を、なぜか選んでいたこと。
それらすべてが、
**“身体が予知している人生の流れ”**かもしれない。
私たちの魂は、未来を完全には知らない。
でも、“未来に向かう感覚”は持っている。
だから、もし今
「なんだか、こっちの気がする」と思ったなら――
それは身体が教えてくれたサイン。
迷ったときこそ、
思考ではなく、身体の方向を信じてみてください。
あなたの中には、
まだ意識できていない**“予感という羅針盤”**が眠っているから。
《未来は、身体からやってくる》
考えるよりも先に
あなたは、もう動いている
心臓は
あなたが「気づく前」に鼓動して
手足は
あなたの「問いよりも早く」選びとっている
未来はまだ見えない
だけど、感じられる
それは
目ではなく
皮膚でもなく
“存在の深い奥”から湧いてくる感覚
もし今日
理由はないけど
「こっちかもしれない」と思ったら
きっとそれは――
あなたの身体から届いた、未来のささやき
格言
「未来は、頭で考えるものではなく、身体で感じるものだ。」
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RMA戦略家
岩根 央