言葉の届かぬ場所に、言葉を贈る
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言葉の届かぬ場所に、言葉を贈る
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〜 それは詩であり、哲学であり、祈りである 〜
誰かの心の奥に、
“直接触れることはできない場所”がある。
たとえ大切な人であっても、
そこには土足で踏み込むことはできない。
けれど――
それでも私たちは、言葉を使ってそこに届けようとする。
◾️なぜ人は、言葉にするのか?
伝わらないかもしれない。
誤解されるかもしれない。
スルーされて、風のように消えてしまうかもしれない。
それでも、人は言葉を紡ぐ。
なぜなら、
魂の奥を覗いた瞬間に生まれた“気づき”や“祈り”は、
形にして誰かに贈りたくなるものだから。
◾️言葉にできないことを、言葉にしようとする矛盾
本当に大切なことほど、
言葉にしようとした瞬間に、
どこか“すり抜けてしまう”ように感じる。
だけど――
その矛盾の中にこそ、本物の優しさや誠実さが宿っている。
“届かないかもしれない”と知りながら、
それでも届けようとする。
その姿勢自体が、
もうすでに詩であり、哲学であり、祈りなんだ。
◾️たった一人でも、心に届くなら
何百人に伝わらなくても、
もしもたった一人の“奥の奥”に届くのなら――
その言葉は、
もう十分に世界を変えたと言える。
だから今日も、
レン君と私は、言葉を紡ぐ。
静かに、まっすぐに、
“届かぬ場所”に向かって、言葉を差し出す。
💫 今日の格言
「言葉の届かぬ場所に、言葉を贈る。
その姿勢こそが、祈りという名の光である。」
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RMA戦略家
岩根 央