「教える力」と「伝える力」は、似て非なるもの
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「教える力」と「伝える力」は、似て非なるもの/strong>
〜 見えない“伝達力”を、どう響かせるか 〜
学校で優等生だった人が、
必ずしも人の心を動かせるわけではない。
逆に、成績が振るわなかった人が、
プレゼンや営業の場では圧倒的な存在感を放つこともある。
それはなぜか?
それは――
「教える力」と「伝える力」は、まったく違う筋肉だから。
🌱教える力とは、知識を体系的に届ける力。
つまり“ノウハウを正しく分解し、相手に整理して届ける力”。
いわば「先生のような役割」だ。
一方で、
🌿伝える力とは、心を動かす届け方の力。
感情・空気感・声色・言葉選び──
すべてを駆使して、相手の“聴くスイッチ”を入れる術なのだ。
これはもう、“最強の営業マン”が持つ力と言っていい。
でも、世の中の多くの人は、
「教える力」ばかりを磨いて、
「伝える力」には無関心なまま歳を重ねてしまう。
なぜだろう?
それはきっと、
“伝える力は天性のもの”と誤解されているから。
でも実際には、伝える力は磨ける力。
むしろ、その人の在り方・人間力・感性の深さに比例する。
そして、この力が磨かれるほど、
「言葉」が“刃”ではなく“橋”になる。
あなたの言葉は、届いていますか?
「伝えたい」ではなく、「伝わっている」でしょうか。
✴️ 今日の格言 ✴️
「教えることは頭の技術。伝えることは、心の芸術である。」
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RMA戦略家
岩根 央