「反射的ネガティブ」という心の習性

「反射的ネガティブ」という心の習性

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「反射的ネガティブ」という心の習性

何かに失敗したとき。
人にうまく思いを伝えられなかったとき。

ふと、こんな言葉が心の中に走る――
「またダメだった」
「自分には無理だ」
「もう一生このままだ」

この“反射的ネガティブ思考”は、
まるで自分で自分に罰を与えるような行為です。

なぜ人は、真っ先に“自分を責める”のでしょうか?

それは、
自分を責めれば「気が済む」と思ってしまうから。
罰を受けたことで、もうそれ以上、
向き合わなくてもいいように思ってしまうから。

でもそれでは、
本当の“原因”にも“可能性”にも近づけないのです。

「わかってないのに、はい」
「理解できてないのに、ごめんなさい」

そう言ってしまうのは、
“心の中の対話”が、まだ十分に育っていないからかもしれません。

自分を出す前に、自分と向き合うことが先。
自己表現の前に、自己理解を。

ネガティブとはなんですか?
なぜその感情は、あなたにやってくるのですか?

「罰を与えないと落ち着かない自分」がいるなら、
その奥にいる「本当にわかってほしい自分」の声に
耳を傾けてあげてください。

あなたの心は、敵ではありません。
敵のふりをした“護り”なのです。

【今日の格言】
心の中の“罰”をやめたとき、初めて“自分”と会える。

どんな自分も、まずは抱きしめる。
そこからすべては始まっていくのです。

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RMA戦略家
岩根央

岩根央

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