過去・現在・未来の正体
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過去・現在・未来の正体
~時間とは、私たちが信じてきた“幻想”かもしれない~
私たちは「時間」というものを、疑いなく信じて生きています。
朝が来て、夜が訪れる。
昨日があって、明日がある。
そんな“当たり前”の中で、私たちは過去を振り返り、未来を心配し、現在を走り続けているように思えます。
でも、ふと思うのです。
時間とは、本当に「進んで」いるのでしょうか?
それとも、私たちの認知が“選んだ部分”を見ているだけにすぎないのでしょうか?
たとえば、動物は「お腹が空いたとき」に、餌のありかを“思い出して”向かいます。
それは「過去」の記憶を頼りに「現在」行動しているようにも見えます。
しかし彼らに「未来への不安」や「希望」という感覚はありません。
一方、私たち人間はどうでしょう?
「過去の失敗」が頭をよぎり、「未来の結果」を想像して足が止まる。
この“未来”という概念があることで、人間は「選択」を始めます。
選択は尊い。
しかし、その選択が“重荷”になることもある。
「これで良かったのか?」
「違う道だったのではないか?」
こうして人は「過去」に縛られ、「未来」に怯え、「現在」に迷いを持つようになるのです。
でも、もしかすると——
“時間”はただの「概念」であり、すべての出来事は常に“今”に存在しているのかもしれません。
選択が人生を迷わせるのではなく、
選択に“意味”をつけすぎることが、人生を迷わせるのです。
本日の格言
「未来に進んでいるのではない。“今”が、あなたを包み込んでいるのだ。」
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岩根央