自己肯定感が低い人は、感じる力が高い

自己肯定感が低い人は、感じる力が高い

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自己肯定感が低い人は、感じる力が高い

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自己肯定感が低い人は、感じる力が高い

――自分を好きになれない日のために(2)

「自信がなくて……」
そう口にするとき、
私たちはどこかで、
申し訳なさを含ませてしまいます。

堂々としていないこと。
迷ってしまうこと。
すぐに決められないこと。

それらは、
克服すべき弱点として
扱われがちです。

でも本当に、
そうでしょうか。

自信がないという状態は、
何も感じていない状態とは、
正反対にあります。

自己肯定感が低い人は、
感じる力が高い人です。

空気の変化に気づく。
相手の表情に引っかかる。
言葉の裏に、意味を読み取ってしまう。

だから、
簡単に決められない。
軽々しく「大丈夫」と言えない。

それは、
慎重さであり、
想像力であり、
優しさでもあります。

自己肯定感が高い人が
前に進める場所で、
自己肯定感が低い人は、
立ち止まって感じている。

どちらが正しい、ではありません。
ただ、役割が違うだけです。

昔から、
ちょっとした言葉で
心が揺れる人がいました。

冗談として流された一言。
誰かの何気ない態度。
その場では笑っていても、
あとから、ずっと考えてしまう。

「気にしすぎだよ」
そう言われるたび、
自分は弱いのだと思ってきた。

でもあるとき、
その人は気づきます。

自分が救われてきた瞬間は、
いつも誰かの
小さな違和感に気づけたときだった。

傷つきやすさは、
同時に、
誰かの痛みに触れる力でもあったのです。

自己肯定感が低いままでいる、
ということ。

それは、
鈍くならなかった、
という事実でもあります。

慣れすぎない。
流されすぎない。
自分をごまかさない。

社会のスピードに
完全には乗れなかったかもしれない。

でもその分、
感じることを
手放さなかった。

自己肯定感が低い人は、
世界を
薄く見ていない。

それは、
静かな強さです。

強くならなくていい。
鈍くならなくていい。

感じやすいままでいい。
迷いやすいままでいい。

自己肯定感を上げるよりも、
感度を守るという選択が、
あってもいい。

それは、
あなたが世界と
ちゃんとつながっている、
という証だから。

すぐに決められない
すぐに進めない

でも
感じている
考えている
迷っている

それは
弱さじゃない
世界を
ちゃんと受け取っている
ということだ

格言
「自己肯定感の低さは、世界への感度の高さである。」

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RMA戦略家
岩根 央

岩根央

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