叶わなかった願いを、そっと思い出す朝

叶わなかった願いを、そっと思い出す朝

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『叶わなかった願いを、そっと思い出す朝』

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『叶わなかった願いを、そっと思い出す朝』

――結果よりも、意味を生きるための手紙


新しい年の朝は、不思議です。

未来の話をしているはずなのに、
なぜか心は、去年の記憶に触れにいく。

叶えたかったこと。
届かなかった場所。
最後まで辿り着けなかった願い。

「もし、あのとき――」
そんな言葉が、静かに胸に浮かぶ人もいるでしょう。

でも、今日は責めなくていい。
振り返るための日ではなく、
意味を受け取り直すための日なのです。

叶わなかった願いを、
どうか急いで片付けないでください。

そこには、
まだ語られていない“魂の理由”が眠っています。

私たちはつい、
「結果=成功」「未達=失敗」
そんな単純な物差しで、人生を測ってしまいます。

でも魂の時間軸は、
それとはまったく違うところを流れている。

結果は、すぐに見える。
けれど、意味は遅れてやってくる。

あのとき手に入らなかったからこそ、
出会えた人がいる。
進めなかった道があったからこそ、
守られた何かがある。

魂は、
“叶う・叶わない”では動きません。

それよりも――
「その経験が、あなたをどこへ連れていくか」
そこだけを、静かに見ているのです。

スピリチュアルな視点で見ると、
人生で起こる出来事は、波動の調律だと言われます。

うまくいかなかった出来事は、
あなたの周波数を壊すためではありません。

むしろ逆。

・その願いを叶えるには、まだ合わなかった
・その場所に行くには、少し重かった
・その世界に立つには、別の準備が必要だった

だから人生は、
一度、立ち止まらせた。

心理学の世界でも、
人は“挫折”によって、価値観を再構築すると言われています。

叶わなかった年は、
魂と心が、同じ高さに整え直される時間。

あなたは止められたのではなく、
調律されていたのかもしれません。

ある夜、
すべてをかけていた夢が、静かに終わった人がいました。

努力もした。
信じてもいた。
でも、結果だけが、そこになかった。

何も残らなかったように思えたその夜、
彼が感じたのは、不思議な“静けさ”でした。

悔しさの奥に、
どこか、ほっとした感覚があったのです。

しばらくして彼は気づきました。

その夢を追い続けていた自分は、
もう、今の自分ではなかった。

叶わなかったことで、
「次の人生」が、ようやく始まったのだと。

失ったのは夢ではなく、
役目を終えた“古い自分”だったのです。

もし、去年の願いが叶っていたら――
今のあなたは、ここにいなかったかもしれない。

出会えなかった人。
感じられなかった優しさ。
育たなかった強さ。

叶わなかった願いは、
あなたを罰したのではありません。

あなたを、守った。

そして、
もっとあなたらしい場所へ行くために、
少しだけ遠回りさせただけ。

魂は、急がない。
壊れる道を、選ばせない。

だからどうか、
過去の自分を責めないでください。

あの年のあなたは、
あの年なりに、精一杯、生きていたのです。

叶わなかった願いは
失敗じゃない

ただ
役目を終えただけ

あのとき
閉じた扉の向こうで
別の光が
静かに灯っていた

あなたは
間違えたのではなく
守られていた

願いが消えた場所に
新しい呼吸が
生まれている

それに気づいたとき
人生は
そっと
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格言
叶わなかった願いほど、魂を正しい場所へ導いている。

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RMA戦略家
岩根 央

岩根央

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