涙の種類によって、化学成分がまったく違う
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涙の種類によって、化学成分がまったく違う
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《身体不思議シリーズ⑦》
涙の種類によって、化学成分がまったく違う
〜涙は、魂のちがう扉を開けている〜
① 「その涙は、なぜ流れたんだろう」
泣いてしまったあとに、ふと自分にそう問いかけたことはありませんか?
嬉しくて泣くこともあれば、
悔しくて泣くこともある。
哀しみや感動、怒りや無力感――
同じ「涙」という形なのに、心の色がすべて違う。
実は身体も、それをちゃんと**“区別して”涙を流している**のです。
② 涙には、大きく分けて3種類あります。
基礎的な涙(目の潤いを保つ)
刺激による涙(玉ねぎ、煙、痛みなど)
感情による涙(喜び、悲しみ、感動など)
そして、
この「感情による涙」だけが、
ストレス物質や不要なホルモンを体外に排出しているのです。
科学的にも、
怒り・不安・哀しみの中で溜まったアドレナリンやノルアドレナリンが
涙と一緒に流れ出ることがわかっています。
つまり――
心が泣くとき、身体も一緒に“浄化”している。
涙とは、**感情と身体の間にある“魂の解毒装置”**なのです。
③ ある男性が、十数年ぶりに実家の納屋で古いアルバムを見つけました。
ページをめくるたびに、
亡き母の笑顔や、幼い自分と兄の姿がよみがえってきた。
静かな午後、誰もいない空間で、
彼はただ、黙って涙を流しました。
「理由なんてなかった。ただ…溢れたんです」
その涙は、
“過去に触れた涙”であり、
“ありがとうを言えなかった涙”であり、
そして、“ようやく癒されはじめた涙”だった。
そのあと、彼の肩こりが不思議と軽くなったというのです。
④ 涙とは、身体が語る祈りです。
理屈では追いつかない悲しみも、
説明できない孤独も、
誰にも言えない後悔も――
すべて、涙という“形にならない手紙”に託されて流れていく。
涙は、恥ずかしいものでも、弱さの証でもない。
それは、**あなたが「人間である証」「感じている証」「魂が生きている証」**なのです。
だからどうか、
泣けるときには、
我慢せず、静かに流してあげてください。
それは、心が自分を抱きしめる時間なのだから。
《涙の正体》
涙は
身体から溢れた水じゃない
それは
心に咲いていた感情たちが
やっと帰る場所を見つけたときの合図
“ありがとう”という言葉の代わりに
“ごめんね”という叫びの代わりに
涙は、静かに伝えてくれる
「あなたはちゃんと感じていた」
「それで、いいんだよ」って
だから
泣けることは、美しい
それは、命が今ここに生きているというしるしだから
格言
「涙は、心が言葉を忘れてもなお、伝えようとする祈りである。」
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RMA戦略家
岩根 央