音の証明を探る

音の証明を探る

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音の証明を探る

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人は言葉だけでは心をつなぐことができない。
しかし「音」を通した瞬間、不思議と垣根が溶けていく。

たとえば、みんなで合唱をするとき。
自分の声は消えるように小さくなり、誰がどのパートを歌っているのかもわからなくなる。
なのに、そこには一人では決して生み出せない大きなハーモニーが生まれる。

それは偶然の産物ではない。
もともと人間の身体が、心が、そして魂が「音によって結合する」仕組みを持っているからだ。
バラバラの声が、重なり合ってひとつの旋律になるとき、私たちは「ひとつ」であることを思い出す。

音楽の力は、ただの娯楽ではない。
お経の響きに癒されるように、古代から続く宇宙の森羅万象を超えてきた叡知の力を秘めている。
音は、目には見えないが、確かに存在する“祈り”そのもの。

私たちがどうしても解けなかった心のしこりや、長く抱えてきた悲しみ、
医療や思想では救えなかった絶望さえも、音楽は静かに包み込んでくれる。

ある旋律を耳にしただけで涙があふれることがある。
それは、私たちの奥底に眠る“まだ言葉にならない叫び”を、音が代わりに語ってくれているからだ。
音楽は、真実の灯りを照らし出し、私たちを本来の自分へと立ち戻らせてくれる。

だからこそ──音楽は「進化する」。
人間が祈り、歌い、奏で続ける限り、その響きは永遠に進化し続ける。
そして、あなたの魂が込められた音楽は、時を超えて誰かの心に触れる。

“音は人類が手にした最大の証明”
それは、私たちが孤独ではないという証。
そして、共に生きる意味の確かな証明でもある。

格言
「音楽とは、心が心に届いた証明である。」

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RMA戦略家
岩根 央

岩根央

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