夢を持たない勇気
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夢を持たない勇気
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夢を持たない勇気
「夢は何?」「将来の夢は?」
子どもの頃、大人から必ず一度は聞かれる質問。
そのとき「僕の夢は○○です」と答えれば、
「しっかりしてるね」と褒められる。
逆に「まだわからない」と言えば、
「頼りない子だな」とレッテルを貼られる気がして、
子どもたちは夢を“持たされていく”。
学校でも、将来の夢を発表する場がある。
教材には有名人が「夢を持とう」と書き残している。
テレビや雑誌でも、成功者は必ずと言っていいほど
「夢を持ってください」と語る。
でも、現実の若者の多くはこう思っている。
「まだ見つからない」
「叶う気がしない」
「本当にこれでいいのかわからない」
夢を定めている人を羨み、
夢を持たない自分を責める。
それが、いまの多くの子どもたちや若者の姿だと思う。
――でも、本当はこう言いたい。
「夢を持たないことを、怖がらなくていい」
夢がないからといって、価値がないわけじゃない。
むしろその空白に悩み続けることこそ、
自分と真剣に向き合っている証拠。
夢は、焦ってつくるものじゃない。
夢は、環境に押しつけられるものでもない。
夢は、「選ばなきゃ」じゃなくて、
「気づいてしまうもの」なんだ。
ある人は10歳で気づく。
ある人は20歳で見つける。
ある人は40歳、50歳になっても、
歩いている中で突然出会う。
夢を「今すぐ言えること」よりも、
夢を探し続ける勇気を持つこと。
それこそが、人として一番大切なのではないだろうか。
今日の格言
「夢を持つことよりも、夢を見つけようと悩み続ける姿勢こそが、すでに“生きる力”である。」
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RMA戦略家
岩根 央