ホンモノの財か?
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憶レベルを稼ごうと思わないのは何故か
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巨額の売上。
名声。地位。力。
それを「やろうと思えばできる」と思える者こそ、
なぜ、あえてそれを求めないのか。
(「小規模企業」でという意味です)
それは単に、諦めや怠惰からくる選択ではない。
むしろ ―― 悟りに近い「選び方」なのだと思う。
ある僧は言った。
「火の中に金を探しに行く者よ、それを手にしたときには既に焼かれている」と。
富を掴みにいく手のひらは、
欲に焼かれ、
理想とした未来とは別の焦げ跡を残す。
もちろん、何かを築くことは尊い。
人を喜ばせる事業も、社会を潤す商いも美しい。
ただ、”それが自我の延長でしかないなら”、苦しみもまた比例する。
だからこそ、
仏教で言う「足るを知る」は、
あきらめではなく、選択の美学なのだ。
“欲望を満たす”ではなく、”魂を静める”方向へと向かうこと。
それができるのは、ほんのひと握りの人だけ。
「稼がない自由」を選ぶことは、
自分の心と、未来の静寂への最高の投資かもしれない。
格言:
欲の海に舟を浮かべるな。静かな岸辺に、ほんとうの財がある。
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RMA戦略家
岩根 央