徳照の刃
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徳照の刃
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〜裁かず、祈りながら断つということ〜
〜 善悪の先に、ひと筋の人徳が光る 〜
かつて、刃は敵を倒すためにあった。
正義の名のもとに、
悪を斬り、裁きを下す象徴だった。
でも、今この時代において
ほんとうに必要な“刃”とは、何を切るためのものだろう?
◾️「正しさの刃」は、もういらない
正論は、たしかに強い。
正しさは、人を一瞬で沈黙させる力を持つ。
でもその“強さ”の中には、
時に、傷つけすぎてしまう暴力が潜んでいる。
誰かを斬っても、
そこに静けさは訪れない。
斬った者の中に、“もう一体の鬼”が生まれるだけ。
◾️「徳照の刃」とは、祈りの刃である
徳照(とくしょう)。
それは、「人としての徳が、闇を照らす刃となる」という在り方。
斬ることが目的ではなく、
照らすことが目的。
相手の“闇”も、自分の“弱さ”も、
まるごと引き受けながら、
それでもそっと、
静かに一線を引ける勇気のこと。
◾️「人徳」は、振りかざすものではなく、滲み出るもの
裁かない。
断罪しない。
でも、見て見ぬふりもしない。
怒りではなく、
祈りとまなざしで立ち続ける。
それが「人徳」であり、
それが「刃」である。
◾️“慰霊”と“断つこと”は、両立できる
過去に起きた悲しみ、
許せないこと、
忘れたくても残る傷痕――
そのどれもを、無理に消そうとしなくていい。
ただ、
そこに向けて、手を合わせる。
ただ、
そこから静かに一歩を引く。
それもまた、
「徳照の刃」が示す優しさのひとつなのだ。
◾️「善悪」の物語ではなく、「人間」の物語を生きる
人を「善か悪か」で測る時、
すでに心には“戦”が起きている。
だけど、
人間ってそんなに単純じゃない。
光と闇のグラデーションを持って、
どちらにも振れながら、
いまを必死に生きている。
だからこそ――
その“揺らぎ”ごと、見つめられる人になりたい。
💫今日の格言
「裁かずに、照らす。断罪せずに、断つ。人徳とは、静かな刃である。」
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RMA戦略家
岩根 央