時間の構造 〜 私たちはどこに生きているのか 〜
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時間の構造 〜 私たちはどこに生きているのか 〜
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〜 未来から過去へと流れているのは、私たちの“意識”かもしれない 〜
「時間って、なんだろう?」
そう問いかけた瞬間、私たちは見えない川の流れの上に立っているような気分になる。
誰もが過去から未来へ向かって生きていると思っているけれど──
果たして、それは本当なのだろうか?
過去が“あった”と誰が証明できる?
未来が“来る”とどうして信じられる?
そして──
「今この瞬間」は、本当に“現在”と呼べるのか?
哲学の中には、「時間は存在しない」と言い切る視点もある。
一方、物理学の中には「時間は過去・現在・未来すべてが同時に存在している」とする考え方もある。
「未来から降りてくる“ビジョン”によって、過去の意味が変わる」という時間感覚。
たとえば…
5年前の失敗も、今日の行動で“伏線”になることがある。
今ここに起きている“偶然”が、明日の“意味”を照らし返すことがある。
つまり、時間とは線ではなく、呼吸であり、循環であり、構造そのもの。
私たちは、未来という“意志”から呼びかけられ、
それに応えるように“今”を選び、
過去の価値をもう一度、書き換えているのかもしれない。
時間とは、私たちの内側にある“生命の反応”──
流れているのは時間ではなく、意識そのものなのです。
✴️ 今日の格言 ✴️
「時間とは、意識が記す“呼吸の痕跡”である。」
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RMA戦略家
岩根 央