クロージングスキルを知っているか
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クロージングスキルを知っているか
「クロージングスキルを知っているか」
〜 人間力こそ、最強のセールスツールである 〜
営業には技術がある。
言い回しや間合い、心理を読んで“YES”を引き出すためのノウハウ。
① たとえば、セールストークのノウハウ。
それは「売るため」ではなく、「納得してもらうため」に存在します。
② フット・イン・ザ・ドア
小さなお願いから始めて、次第に本命の依頼へつなぐ心理テクニック。
「少しだけお願いできますか?」という小石が、
やがて大きな扉を開くのです。
③ ドア・イン・ザ・フェイス
最初に大きな提案をし、断られたあとで本命を出すことで、
相手に「これなら…」と感じてもらう。
断られることも“流れ”に変えてしまう技法です。
④ イエス&イエス
「はい」と言いたくなる質問を連続して投げることで、
自然と承諾へのリズムを生み出す。
⑤ 選択比喩法
「AとB、どちらが良いですか?」と選択肢を提示し、
決断の主体を“相手側に置いたまま”自然と誘導する。
こうした技術はたしかに有効です。
でも、本当に大切なのはここからです。
⑥ 「あなたが売っているものは何ですか?」と問われたとき、
“商品”より先に“あなた自身”が思い出される人になること。
この瞬間、セールスは“クロージング”ではなく“共感”になる。
人間力という最強の武器が、
すべての技術を超えて心に届くのです。
逆に、やってはいけないのはこれ。
⑦ 「これを買ってもらえませんか?」というお願いベース。
売り手が下手に出るこの一言は、
商品ではなく“自分の価値”まで下げてしまう。
セールスとは、売ることではなく、信じてもらうこと。
そして信じてもらうには、
テクニックの先にある“人格”が必要なのです。
商品ではなく、あなた自身を買ってもらえる人になること。
それが究極のクロージング。
🌱 「最強の営業スキルとは、“信頼”という名の無形資産を築ける人間力です。」
✴️ 今日の格言 ✴️
「売るのではない。信じてもらうのだ。
信じてもらえたとき、すでに売れている。」
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RMA戦略家
岩根 央