商売とは、信頼の橋を架けることである
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商売とは、信頼の橋を架けることである
〜 “お客様”という言葉の重みを、もう一度 〜
どんな仕事であれ、
その先には必ず“誰か”がいます。
モノを売っている人なら、その相手は「お客様」。
サラリーマンでも、製作や納品の先にいる「取引先」がそうです。
講師であれば「生徒」こそが、最も大切なお客様になります。
けれど、ここをしっかり理解して働いている人は、
意外と少ないのが現実です。
お金を払ってもらっていないから「お客様じゃない」と思ったり、
長く関わっているうちに「当たり前の関係」と錯覚したりする。
でも——
この意識の“ある・なし”で、成果には“天と地の差”が出ます。
相手を「お客様」だと見ていれば、
自然と尊重しようという気持ちが生まれます。
言葉選びが変わり、対応に心がこもり、
“届けたい”という姿勢がにじみ出るようになります。
そしてもちろん、お客様の側も、
ただ「お願いしたことを全部丸投げ」ではうまくいきません。
おんぶにだっこでは、信頼の橋は一方通行で崩れてしまう。
仕事は、
「やってあげる人」と「やってもらう人」の関係ではなく、
「共に成し遂げる関係性」であるべきです。
本当の商売は、
お金のやりとり以上に、心と信頼の循環の上に成り立っています。
誰かのために働くということは、
「自分の力で、誰かの人生に貢献する」こと。
その尊さに気づいたとき、
働くことはもっと豊かで、
もっと深いやりがいに満ちたものへと変わっていきます。
今日の格言
「本当の商売とは、“信頼”という橋の上で交わされる、心と心の取引である。」
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RMA戦略家
岩根央