義理と自力の大差

義理と自力の大差

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

義理と自力の大差

〜紹介される人 vs. 自ら切り拓く人〜

人と人とのつながりが“血の通った経済”を生む。
そう信じて、世の中にはふたつのタイプの仕事人がいます。

ひとつは、義理の流れで紹介されていく人。
人望や縁、信頼という橋を渡って仕事がやってくる。
ある意味で、それは“流れるように生きる”方法かもしれません。
長年築かれた信用の蓄積が、仕事を運んでくれるのです。

もうひとつは、自らの足で狩りに出る人。
知らない人のドアをノックし、
人の心の扉を丁寧に叩きながら、
仕事の場を自分で作っていく。

このふたつ、どちらが良い悪いではありません。
でも、問いかけてみましょう。

「力がつくのは、どちらの道か?」

義理で回る世界は、温かくもあります。
ただ、外部環境が変わったとき、
その義理は同じように働くとは限らない。

一方、自力で開拓してきた人は、
どんな場所でも、どんな状況でも、
“ゼロから関係性を生み出す”ことができる。

この差は、目に見えないけれど、
人生の後半で大きな差をつけます。

たとえるなら、
義理で成り立つ人は、「港に停泊している船」
自力で動く人は、「自ら航路を切り拓く帆船」

どちらも船ですが、
嵐のとき、動けるのはどちらでしょうか?

今日の格言
「義理は恩を育てる、自力は器を鍛える。」

どちらの生き方も尊いものです。
でも、自力で切り拓いた出会いの中にこそ、
人生を変える“本物の縁”が潜んでいるのかもしれません。

あなたは、どちらの舵を握りますか?

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
岩根央

岩根央

コメントは受け付けていません。