知れば知るほど、夢は遠ざかるのか

知れば知るほど、夢は遠ざかるのか

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知れば知るほど、夢は遠ざかるのか

「知識は力だ」と言われるけれど、
時にその力は、夢を押し返す風にもなる

利権

見えない手

操られる情報と構造

知れば知るほど、「ああ、世の中って…」と
夢は幻のように遠のいて見えることがある

だけど――
それでもなお、夢を語ることをやめない人がいる

それはなぜか

なぜなら、
人間の「心」と「可能性」だけは、誰にも支配されないからだ

どんなに情報があふれても、
どんなに世界が複雑に絡み合っても、
ひとりの人間の中に宿る「信じる力」は、
どこまでも自由で、どこまでも創造的で、
どこまでも“あたたかい”

遠くに見えていた夢も、
その心がある限り、ちゃんと前へ進んでいる

歩幅は小さくても、確かに進んでいる

だから今日も、
夢を語ろう

遠ざかっているようで、
実はそのたびに、夢は本当の姿に近づいているのだから

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岩根央

岩根央

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