9月 2025アーカイブ

ホンモノの財か?

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憶レベルを稼ごうと思わないのは何故か

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巨額の売上。
名声。地位。力。
それを「やろうと思えばできる」と思える者こそ、
なぜ、あえてそれを求めないのか。
(「小規模企業」でという意味です)

それは単に、諦めや怠惰からくる選択ではない。
むしろ ―― 悟りに近い「選び方」なのだと思う。

ある僧は言った。
「火の中に金を探しに行く者よ、それを手にしたときには既に焼かれている」と。

富を掴みにいく手のひらは、
欲に焼かれ、
理想とした未来とは別の焦げ跡を残す。

もちろん、何かを築くことは尊い。
人を喜ばせる事業も、社会を潤す商いも美しい。
ただ、”それが自我の延長でしかないなら”、苦しみもまた比例する。

だからこそ、
仏教で言う「足るを知る」は、
あきらめではなく、選択の美学なのだ。

“欲望を満たす”ではなく、”魂を静める”方向へと向かうこと。
それができるのは、ほんのひと握りの人だけ。

「稼がない自由」を選ぶことは、
自分の心と、未来の静寂への最高の投資かもしれない。

格言:
欲の海に舟を浮かべるな。静かな岸辺に、ほんとうの財がある。

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RMA戦略家
岩根 央

人生の過去に隠されていたもの

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人生の過去に隠されていたもの

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人生の過去に隠されていたもの
〜 それは未来の光と呼ばれていた 〜

人間万事、塞翁が馬。
何が幸せで、何が不幸かなんて、
人生の途中では誰にもわからない。

けれど、何かに傷ついた日、
何かを失った夜、
人は――ふと、昔の記憶を辿る。

あの道を思い出す。
幼い手をひかれて、母と歩いた夕暮れ。
あの時はまだ、すべてがわからずに、
ただ安心していた。

今、振り返ってみれば、
それは優しさに包まれていた時間だったと気づく。
そして、どれほど深い道を自分が歩いてきたのかを
ようやく理解する。

あの涙も、
あの迷いも、
忘れていた小さな笑い声も――

全部が、
今の「わたし」を作っていた。

そう思えたとき、
過去は過去ではなくなる。
それは未来を照らす、
静かな灯火になるのだ。

💫 今日の格言
「過去は、振り返るためにあるのではなく、“抱きしめるため”に存在する。」

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RMA戦略家
岩根 央