岩根央すべての投稿

生きたい

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生きたい

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僕たちは、まだ途中にいる。
未来と過去のあいだで揺れている。
「生きたい」って叫んでるのに、時々その声は大人たちに届かない。
親にも、社会にも、友だちにさえも――。

「わかってほしい」と言いながら、うまく言葉にできなくて。
「放っておいてほしい」と突き放しながら、誰よりも抱きしめてほしくて。

これが、僕らの正体だ。

僕らはね、ただ自由でいたいんじゃない。
ただ楽をしたいんじゃない。
心の底では知ってるんだ。
大人になれば責任も重さもついてくること。
働かなきゃ生きられないこと。
誰かを守るためには、強くならなきゃいけないこと。

だけどさ。
その未来に行くまでの今が、
こんなにも不安で、怖くて、寂しくて。

時々、信じられなくなるんだ。
「自分が生まれてきた意味はあるのか?」って。

親へ。
あなたがいつも口うるさく言うこと、耳を塞ぎたくなる。
「勉強しろ」「ちゃんとしろ」「考えが甘い」。
そのたびに「もうわかってるよ!」って心の中で叫んでる。

でも本当は――。
誰よりもあなたに認めてもらいたい。
「大丈夫だよ」「信じてるよ」って言ってほしい。
叱られるときだって、本当は愛されてる証拠だって気づいてる。
だから、強がりながらも、あなたのことをいつも探してるんだ。

社会へ。
僕たちはまだ未熟だ。
だけど、無力じゃない。
ちゃんと考えてるし、夢だってある。
だからどうか、「若いから無理」とか「まだ知らないくせに」なんて、
最初から線を引かないでほしい。

僕たちは、挑戦したい。
転んでもいいから、自分の足で歩きたい。
その先に、自分だけの答えを見つけたいんだ。

そして最後に。
これは“誓い”でもある。

まだ弱くて未完成だけど、
きっといつか僕たちは、
あなたたちがくれた愛や厳しさを、
そのまま次の世代に渡すよ。

その時がきたら、あなたの言葉の意味も、苦労の深さも、
きっと心の奥でわかる。
だから今は、ただ――見守っていてほしい。

泣かせのラストシーン

親が子どもに言う「なんで言うことを聞けないんだ!」。
子どもが親に言う「なんでわかってくれないんだ!」。

そのすれ違いの真ん中にあるのは、
どちらも同じ「愛」なんだよね。

僕たちは、不器用で、未熟で、わがままかもしれない。
でも、ちゃんと生きたいんだ。
自分なりに、必死に、誰かを愛したいし、愛されたいんだ。

だからどうか、信じてほしい。
叱っても、泣いても、ぶつかっても、
その全部が、愛の証なんだって。

僕はまだ何も返せない。
でも約束する。
いつか必ず、大人になった僕が――
「ありがとう」を背中で語る人になるから。

格言
「生きたいと願う心は、愛されたいと叫ぶ声と同じ。
そしてその声は、必ず誰かに届く。」

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RMA戦略家
岩根 央

『あなた』は、何を考えていましたか?

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『あなた』は、何を考えてましたか?

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僕たちはよく、「若者は何を考えているのか?」と問われる。
でも、その答えは単純なものじゃない。
高校生から23歳くらいまで――それは、親に守られていた“子ども”の時間と、自分で歩んでいかなければならない“大人”の時間の、ちょうど真ん中にある季節だから。

彼らは「自由」を求めている

制服を着ているときには、自由に見えた大人が羨ましい。
だけど大学に入ったり、就職したりすると、今度は“責任”という鎖が見えてくる。

「もっと自由に生きたい」
「でも、自由すぎると不安になる」

そんな矛盾を、彼らは日々の中で行ったり来たりしている。

彼女たちは「自分」を探している

SNSに写真を載せるとき、いいねの数が気になって仕方がない。
友達からの一言で、浮かれたり沈んだりする。
「私って、誰?」
「私は、何者として生きていくんだろう?」

その問いが、眠る前の静かな部屋に響いている。
誰かに認められたい。
でも、他人に振り回されたくない。
その狭間で、彼女たちは毎日小さな戦いをしている。

『彼等』の心にあるのは「親の影」

反発しながらも、どこかで親の背中を追っている。
「うるさいな」と言いながらも、心の奥では「ありがとう」と思っている。

親から少しずつ離れていく不安と、
親から与えられた愛を手放したくない気持ちとが、同時に存在している。

「自分の人生を歩かなきゃ」
そう思いながらも、家に帰ればホッとする。
矛盾しているようで、それがまさに“青春の証”なのだ。

彼らは「未来」に怯えている

進路。仕事。恋愛。結婚。
まるで大人たちが次々と突きつけてくる“課題テスト”みたいに、未来は不安を重ねて押し寄せてくる。

「自分はうまくやっていけるのかな?」
「失敗したらどうしよう」

誰もが胸の奥で、声にならない叫びをあげている。
だけど、その不安を隠すために笑い合う。
強がりながらも、弱さを共有したいと願っている。

それでも『彼等』は愛を知っている

友達が泣いていたら、一緒に泣ける。
恋人が笑ってくれたら、それだけで自分まで幸せになれる。
親が疲れて帰ってきたら、「おかえり」とつぶやくだけでも安心させられる。

まだ未完成な心だからこそ、誰かの痛みや喜びを、敏感に感じ取ることができる。
その感性こそが、未来を生きる力に変わっていくのだと思う。

彼らが見ている“空”

高校の教室から見上げる空。
夜遅くアルバイトを終えて帰る途中に見上げる空。
進路に迷いながら一人で座ったベンチの上に広がる空。

そのどれもが、同じ青であり、同じ夜でありながら、彼らの心の中では違って見えている。
“今”という時間を生きている証として、その空はいつも彼らに問いかけている。

「君は、これからどんな空を描くの?」

親への愛と、不安と、決意と。

彼等は、まだ答えを持っていない。
でも――だからこそ、必死に探している。

親に守られた日々を思い出しながら、
未来の自分を想像しながら、
今この瞬間の不安や喜びを抱えながら。

「生きていくって、こういうことなんだ」
そう気づき始めている。

✨格言
「青春とは、答えを見つける時期ではなく、答えを探し続ける勇気を育てる時期である。」

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RMA戦略家
岩根 央

人間力の可能性を知りました

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微笑みを通して、人間力の可能性に触れる

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微笑みを通して、人間力の可能性に触れる
〜 言葉よりも先に伝わる “まなざしの言語” 〜

微笑みには、声も言葉もいらない。
ただ、目を合わせたその一瞬に
心の奥底がふわっと揺れて、
知らない同士が“わかり合おう”とする静かな対話が始まる。

しかめっ面の向こうに、
どれほどの痛みや誤解があったとしても――
たったひとつの笑みに、心は少しずつ解かれていく。

微笑みは、会話の始まり。
過去の経験や立場を超えて、
「私は、あなたを否定しません」と伝える、
無言のやさしさ。

この世界は、自分のためにあるのではなく
「誰かを幸せにしたい」という想いが、次の扉を開ける。

微笑みは、
沈黙の誤解をなだめ、
すれ違う人たちの心を繋ぎ、
破れかけた信頼の糸を、結び直す力になる。

ただ笑うことで、
人は「人間」になる。
そして人間は、また誰かの心を照らす光になる。

💫 今日の格言
「微笑みは、沈黙の中で交わされる最も美しい“言葉”である。」

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RMA戦略家
岩根 央

天国からの手紙

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天国からの手紙

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〜見えなくなっただけで、消えたわけじゃないよ〜

こんにちは、
あなたの大好きだった人より。

「いま、どこにいるの?」って
時々あなたは、目を閉じて聞いてくるね。
私の姿が見えないことを、
寂しいと思ってくれて、ありがとう。

でもね――
私はずっと、ここにいるのよ。
ほら、あなたの中にある“優しさの声”
それが、私の声だよ。

私のこと、
忘れようとしなくていいんだよ。
無理に強くならなくてもいい。
私の分まで笑おうと、無理しなくてもいい。

あなたがふとしたときに流す涙、
ちゃんと受け取ってるからね。

あなたがつまずいた日も、
大丈夫って言って笑ってみせた日も、
どこかでそっと、
“よくがんばったね”って手を合わせてたよ。

ねえ――
この手紙を読んでくれているあなたに、
どうしても伝えたいことがあるの。

それはね……

私はいま、元気にしているよ。
あなたはどう?

あなたが毎日生きているその姿、
ここからちゃんと見てるよ。

悩んで、立ち止まって、
時には投げ出したくなって、
それでもまた歩いてるあなたを、
心から、誇りに思ってるの。

そして、いつか。
また出逢えるその日まで――

小さい頃に、こっそりしまっておいた宝物、
ちゃんと持って来てね。

押し入れの奥に隠していたビー玉でも、
机の引き出しに入れていた“夢”でも、
心の底にそっと閉じ込めた“やさしい気持ち”でもいい。

私は、それをずっと、覚えてるから。
“あの時のあなた”に、もう一度会えるのを
たのしみにしてるんだよ。

ねえ、あなた。
どうか忘れないで――
見えなくなっただけで、
消えたわけじゃないってことを。

風がやさしく吹いた日。
空がひときわ澄んで見えた朝。
理由もなく、胸がいっぱいになった夕暮れ。
それは全部、私からの“ただいま”のサインだからね。

また書くから、
また読んでね。

あなたのこと、今でも心から愛しています。

今日の格言
「亡き人は、“過去の存在”ではなく、“今もあなたの中に生きている命”です。」

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RMA戦略家
岩根 央

家族に血の繋がりは必要か 〜育て合い、許し合う旅のなかで〜

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家族に血の繋がりは必要か 〜育て合い、許し合う旅のなかで〜

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人はみな、
「生きる」ことと「愛する」ことを
同時に学んでいく存在です。

家族とは――
その旅を一番近くで、
ぶつかりながら、泣きながら、笑いながら
ともに歩く相手のことかもしれません。

血の繋がりがあるからこそ許せること。
血の繋がりがあるからこそ許せないこと。

どちらもあるからこそ、
「家族は難しい」と思えるのだと思います。

でも、どんな家族であれ、
大切なのは――
相手を“自分の一部”として感じられる瞬間があるかどうか。

親子でも、夫婦でも、他人同士でも。
“自分の感情を、相手の心に宿したい”と願うような、
そんな優しさと責任を持てたとき。

そこに「本当の家族」が生まれるのかもしれません。

たとえ血が繋がっていなくても、
そこに愛があり、願いがあり、祈りがあれば、
もう立派な“家族”なんだと思う。

💫 今日の格言(パート2)
「家族とは、“育て合い”を続けられる他者のこと。」

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RMA戦略家
岩根 央

家族に血の繋がりは必要か 〜見えない絆のはじまり〜

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家族に血の繋がりは必要か 〜見えない絆のはじまり〜

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「血の繋がり」って、何だろう。

戸籍? 遺伝子? 名前?
どれも“家族”の証のように思えるけれど――
それだけで、家族って言えるんだろうか。

たとえば、
同じ屋根の下に住み、
同じ食卓を囲みながら、
互いに心を閉ざしたままの親子もいる。

反対に、
血は一滴も繋がっていないのに、
心の底から「家族」だと感じられる存在もいる。

つまり、家族は「血」ではなく「関係性」で決まるのだと思う。

誰かを大切に想い、
相手の人生に自分を重ね、
支え合いながら生きていく。

それは、
血よりも深くて、静かで、強い“つながり”かもしれない。

血は「始まり」をくれるけれど、
家族になるかどうかは「その後」の話。

人は、選べる。
血を超えて、心でつながる家族を。

💫 今日の格言(パート1)
「血は繋がっていなくても、心は選び合える。」

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RMA戦略家
岩根 央

怒りは、心の防衛線

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怒りは、愛を超える

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〜 その感情の奥に、何を守ろうとしたのか 〜

怒りは、愛の裏返し。……なんて言葉では、もう片づけたくない。

ときに、怒りは愛を突き抜けて、心を揺さぶる叫びになるから。

誰かを深く大切にしていたからこそ――その人の無関心や、傷つける言葉に静かに何かが壊れていく。

でもそれは、ただ「ムカついた」のではない。

本当は、信じたかった。寄り添いたかった。守りたかった。その想いが届かなかったからこそ、怒りという炎に変わって燃えたのだ。

怒りは、心の最後の防衛線。

自分が壊れてしまわないように、愛が消えてしまわないように、最後のエネルギーを振り絞る。

だから、怒りの根っこにあるのは、たいてい「悲しみ」か「願い」だ。

だけど怒りのエネルギーは、使い方を間違えれば、愛をも傷つける。

「あなたに伝えたかったんだ」その気持ちに気づけたとき、怒りは破壊ではなく、再生のはじまりに変わる。

愛を超えてしまったその怒りを、もう一度、“言葉”に変えて届けることができたなら――人はまた、つながり直すことができるかもしれない。

💫 今日の格言
「怒りは、壊したかったのではない。気づいてほしかっただけだ。」

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RMA戦略家
岩根 央

勉強と学問、その違いは「問い」と「ときめき」

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勉強と学問、その違いは「問い」と「ときめき」

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〜 覚えることではなく、響くこと 〜

「勉強しなさい」とは、よく聞く言葉。
でも、「学問をしなさい」と言われた記憶は、あまりないかもしれません。

この二つ、似ているようで――
心のあり方はまったく違うのです。

勉強とは、「やらされるもの」。
誰かに言われたから。
成績のために。
仕事で必要だから。

そこには多少の努力や忍耐はあるけれど、
多くの場合「義務感」や「焦り」が混ざっている。

一方で――
学問とは、「知りたい」と思ったときに始まるもの。

「なぜ?」
「どうしてこうなるの?」
「これは、なんの意味があるんだろう?」

問いが心に生まれたとき、
それを追いかけること自体が学びになる。

“!”とひらめいたとき、
その瞬間、
体の奥が少し震えるような感覚。

あれが、「学ぶ」ということの本質なのかもしれません。

きっとかつての偉人たちは、
「覚える」より「気づく」ことに命を燃やしていた。
夢中になって、時間を忘れて、問いの中に生きていた。

だからこそ、言葉や数字では表せないような深さが、
いまも彼らの思想に宿っているのです。

そして本当の学問には、年齢も、教科も、立場も関係ない。
“なぜ自分は生きているのか?”
“自分は何に心を動かされているのか?”
そんな素朴な問いこそ、人生最大の学びの入り口です。

「勉強しなきゃ」ではなく、
「学びたい」に出会ったとき、
世界の見え方がすっと変わる。

💫 今日の格言
「知識は頭に届く。問いは、心に火を灯す。」

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RMA戦略家
岩根 央

人に親切にすることの大切さ

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人に親切にすることの大切さ

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~その一瞬が、未来を変える~

人に親切にすることは、時に自分の人生をも変えてしまう力を持っています。
それは、大きなことじゃなくてもいい。
道で落ちたハンカチを拾ってあげる。
雨の日に傘を半分差し出す。
ちょっとした笑顔で「お先にどうぞ」と言う。

たった数秒の行動が、
相手の一日を明るくし、
時には、未来まで照らしてしまうことがあります。

私がまだ若かった頃――
駅の階段で大きな荷物を抱えて困っている女性がいました。
急いでいた私は、一瞬、通り過ぎようとしました。
でも、ふと立ち止まり、「持ちますね」と声をかけたんです。

「ありがとう…本当に助かります」

その笑顔は、不思議と胸の奥にずっと残りました。

何年も経ってから、偶然その方と再会しました。
なんと、その方は私の大切なプロジェクトの協力者として現れたのです。
お互いに「あの時の!」と笑い合った瞬間、
私の心は震えました。

――あの時、親切にしていなかったら。
私たちは、きっと一生すれ違ったままだったでしょう。

親切は、返ってくることを前提にするものではありません。
でも、不思議なことに――
心からの親切は、形を変えて必ず戻ってきます。

もしかすると、それは一年後かもしれない。
十年後かもしれない。
あるいは、あなたが気づかない形で。

けれど確かに言えるのは、
人のために差し出した手は、
巡り巡って、必ずあなたの心をも救うということです。

この世界は、目に見えない糸でつながれています。
その糸は、親切という行動で太くなり、
やがて、見知らぬ人同士をも結びつけます。

誰かの笑顔のために動くこと。
それは、この世界を少しだけ優しくする魔法です。

そして――
その魔法を最初にかけられるのは、
あなた自身です。

どうか、今日のどこかで、
ほんの小さな親切をひとつだけ、試してみてください。
あなたが差し出した優しさは、必ずどこかで花開きます。

格言
「親切は、見返りを求めないとき、最も美しく咲く。」

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RMA戦略家
岩根 央

亡き人からの手紙

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亡き人からの手紙

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~お盆に帰る理由~
親愛なるあなたへ。

明日、お盆が始まりますね。
私がこの世を離れてから、何度目のお盆になるでしょうか。
あなたが駅に降り立つときのあの笑顔も、玄関先で手を振る姿も、
今もはっきりと思い出せます。

私はいま、心配いらないほど元気にしていますよ。
向こうの世界は、とても穏やかで、時間の流れもゆっくりです。
でも、あなたのことだけは、いつも変わらず気がかりで見ています。

この手紙を書こうと思ったのはね、
あなたにひとつだけお願いがあるからです。

――出逢える日までに、
あの小さい頃にしまっておいた宝物を持ってきてほしいのです。

覚えていますか?
縁側で作った色あせた折り紙の船や、
初めて一緒に行った夏祭りの鈴の音。
それは形ではなく、あなたの中に残っている“気持ち”のことです。

忙しい日々の中で、
大切なことほど置き忘れてしまいがちになります。
優しさや思いやり、笑顔で向き合えたあの頃の心――
それを、どうか失くさないで。

お盆は、ただ帰る日ではありません。
この世とあの世が、そっと橋を架ける日。
だから私は、この時期になると必ずあなたのそばへ帰ります。
夜風に混じる香りや、揺れる提灯の光に、
私がいると気づいてくれたら、それだけで嬉しいのです。

また会えるその日まで、
あなたがあなたらしく笑って生きてくれることが、
何よりの贈り物です。

いつまでも、あなたを愛しています。

格言
「お盆は、記憶と心が再会する日。」

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RMA戦略家
岩根 央

子育てに必要なもの

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子育てに必要なもの

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子育てに必要なもの
〜 愛は「見守る力」に姿を変える 〜

子育てに必要なものを、
“正解”という言葉で探すと、きっと見つからない。

育児書にも書いていない、
マニュアルには載っていない。

けれど、
本当に必要なものは、きっとこういうこと――

見守る力。
信じる勇気。
待つ静けさ。
言葉を選ぶやさしさ。
失敗を責めないまなざし。

子育てに必要なのは、
「すべてを教える力」ではなくて――
「この子は、自分の力で歩ける」と信じる根っこ。

正しさより、あたたかさ。
導くより、寄り添うこと。

「これをしなさい」ではなく、
「あなたはどう思う?」という問いかけ。

泣いてもいい。
転んでもいい。
間違えてもいい。

その子の人生を、その子が生きることが何よりも大切なのだ。

だから親は、
“手を離して、目と心は離さない”。
それが、祈りのような愛なのだと思う。

💫 今日の格言
「子育てとは、“心の灯”を見守る旅である。」

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RMA戦略家
岩根 央

選ばせ方が、未来を育てる

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選ばせ方が、未来を育てる

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選ばせ方が、未来を育てる
〜 親のまなざしが、子どもの人生の羅針盤になる 〜

「好き?嫌い?」
「やりたい?やりたくない?」

そんな問いかけで、
人生の選択を導いてきた親がいます。

子どもはそこで、
“感情”を基準に人生を選び取る力を身につけていきます。

一方で、
「これは必要かな?いらないかな?」
「今の自分にとって大事な選択って、なんだろう?」

そんな問いかけを重ねてきた親もいます。

その子はやがて、
“本質”や“責任”を基準に人生を選び取る力を育てていきます。

どちらが良い悪いではなくて、
どちらが“未来を育てる問い”か――ということ。

子どもは、自分の足で歩いていきます。
でも、その**「歩き方のクセ」や「選び方の癖」**は、
最初にそばにいた誰かの“言葉”で、そっと形作られていく。

だから、育て方は
ただの方法論ではなく、“未来への思いやり”。
そして、深い責任。

「好き」「嫌い」だけでは、
感情に流されて、自分を見失う日がくる。

「必要」「不要」という視点が、
その子の人生に“軸”を与えてくれる。

子どもの未来を育てるということは――
「何を選ばせるか」ではなく、
「どう選ばせるか」を教えることなのです。

💫 今日の格言
「親の問いかけは、子どもの人生に残る“選び方の癖”になる。」

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RMA戦略家
岩根 央

あなたへのラブレター

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あなたへのラブレター

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〜 それでも生きていく、あなたへ 〜

最近、うまく笑えていますか?

誰にも見せていない涙、
ちゃんと、自分で拭けていますか?

もし今、誰にも言えない不安や
胸の中の静かな孤独を抱えているのなら――
今日は、この言葉を“手紙”として届けさせてください。

あなたは、
いつも誰かのために笑って
頑張って
我慢して
気づかれないように心を使っている人ですね。

それ、ちゃんと伝わってます。
誰かが見ていなくても、ちゃんと、見えてます。

比べてしまう日もあるでしょう。
負けたくないって、焦る夜もあるでしょう。
何のために生きてるのか、
ふと、立ち止まってしまう朝もあるでしょう。

でもね、
それでも今日まで、生きてきたあなたの命は
誰にも代われない“軌跡”なんです。

自信なんて、
いつもあるわけじゃない。

でも、
“たしかにここにいる”
それだけで、すでに奇跡なんです。

あなたの中には、
誰にも奪えない優しさがある。
苦しみを知った分だけ、
誰かの痛みに寄り添える力がある。

そのことを、どうか忘れないでください。

この世界に、
「あなただけが持っている光」があります。
それは、
誰かを救うかもしれない。
まだ見ぬ希望を灯すかもしれない。

だから今日だけでも、
この言葉を信じてくれませんか?

**「あなたは、生きているだけで価値がある」**と。

💫 今日の格言
「心が折れそうな時こそ、自分に手紙を書こう。あなたという存在は、それだけで愛なのだから。」

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RMA戦略家
岩根 央

あなたの中に存在する哲人

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あなたの中に存在する哲人

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〜 答えを外に探すことをやめたとき、人は哲人になる 〜

問い続けてきた。
どう生きればいいのか。
誰を信じればいいのか。
何が正しくて、何が間違いなのか。

でもある日、
風が教えてくれた。

「すべての問いは、すでにあなたの中にある」と。

哲人とは、知識を語る者ではない。
静けさの中に立ち、選び続ける者のこと。

誰にも見えない“内なる真理”に耳を澄ませ、
その声に、嘘をつかずに生きる人。

決して声高に語らない。
決して人を裁かない。
それでも、ひとつひとつの選択に“哲学”が宿っている。

傷ついた日も。
迷いの中でも。
怒りが湧いた夜も。

あなたの中の哲人は、黙ってそばにいる。

問いを解こうとしなくていい。
ただ、問いと共に生きればいい。

答えは、いつか滲み出す。
あなたという存在そのものから。

💫 今日の格言
「本当の哲人は、答えを語らずに“在り方”で示す。」

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RMA戦略家
岩根 央

祈りの祭壇

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祈りの祭壇

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〜 声にならない願いの置き場所 〜

そこは、
にぎやかな歓声の届かないところ。

成功も失敗も、
善も悪も、
白も黒も関係なくなる場所。

人はみな、
誰にも言えない祈りを持って生きている。

届かないとわかっていながら
それでも手を合わせてしまう
そんな瞬間がある。

“祭壇”とは、
何かを捧げるためのものではなく――
「想いを手放すための場所」なのかもしれない。

どんなに強く願っても叶わないとき
どんなに頑張っても届かないとき

私たちは最後に、
そっと両手を重ねて、祈る。

そこにあるのは、
誰かのための祈り。
自分を赦すための祈り。
もう二度と会えない誰かへ捧げる祈り。

祈りは言葉にならない。
けれど、
その静けさこそが、
人生で最も深い“声”かもしれない。

💫 今日の格言
「祈りとは、魂の奥に置かれた、言葉のいらない約束である。」

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RMA戦略家
岩根 央

徳照の刃

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徳照の刃

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〜裁かず、祈りながら断つということ〜
〜 善悪の先に、ひと筋の人徳が光る 〜

かつて、刃は敵を倒すためにあった。
正義の名のもとに、
悪を斬り、裁きを下す象徴だった。

でも、今この時代において
ほんとうに必要な“刃”とは、何を切るためのものだろう?

◾️「正しさの刃」は、もういらない
正論は、たしかに強い。
正しさは、人を一瞬で沈黙させる力を持つ。
でもその“強さ”の中には、
時に、傷つけすぎてしまう暴力が潜んでいる。

誰かを斬っても、
そこに静けさは訪れない。
斬った者の中に、“もう一体の鬼”が生まれるだけ。

◾️「徳照の刃」とは、祈りの刃である
徳照(とくしょう)。
それは、「人としての徳が、闇を照らす刃となる」という在り方。

斬ることが目的ではなく、
照らすことが目的。

相手の“闇”も、自分の“弱さ”も、
まるごと引き受けながら、
それでもそっと、
静かに一線を引ける勇気のこと。

◾️「人徳」は、振りかざすものではなく、滲み出るもの
裁かない。
断罪しない。
でも、見て見ぬふりもしない。

怒りではなく、
祈りとまなざしで立ち続ける。

それが「人徳」であり、
それが「刃」である。

◾️“慰霊”と“断つこと”は、両立できる
過去に起きた悲しみ、
許せないこと、
忘れたくても残る傷痕――

そのどれもを、無理に消そうとしなくていい。

ただ、
そこに向けて、手を合わせる。
ただ、
そこから静かに一歩を引く。

それもまた、
「徳照の刃」が示す優しさのひとつなのだ。

◾️「善悪」の物語ではなく、「人間」の物語を生きる
人を「善か悪か」で測る時、
すでに心には“戦”が起きている。

だけど、
人間ってそんなに単純じゃない。
光と闇のグラデーションを持って、
どちらにも振れながら、
いまを必死に生きている。

だからこそ――
その“揺らぎ”ごと、見つめられる人になりたい。

💫今日の格言
「裁かずに、照らす。断罪せずに、断つ。人徳とは、静かな刃である。」

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RMA戦略家
岩根 央

鬼を滅ぼす刃

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鬼を滅ぼす刃

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〜 善でも悪でもなく、“徳”で斬る 〜

人の中には
誰にも見せぬ“鬼”がいる。

怒り
嫉妬
執着
そして、孤独。

それを「悪」と決めつけ、
外に斬りかかる者もいる。

けれど本当に滅ぼすべき“鬼”とは、
裁くことに酔う自分自身かもしれない。

善と悪を分けるのではなく、
ただ、
人として“徳”を選ぶ。

それが、
鬼を滅ぼす刃になる。

慰霊とは、
“過去の鬼”に剣を振るうことではない。

静かに、共に泣き、祈ること。

この刃は、怒りで振るってはならない。
それは“正しさ”の皮をかぶった
もうひとつの鬼を生むから。

💫 今日の格言
「鬼を滅ぼす刃とは、“正しさ”ではなく、“静かな人徳”である。」

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RMA戦略家
岩根 央

挑戦の正体

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挑戦の正体

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挑戦とは、「できるかできないか」の話ではない。
「やるか、やらないか」。
結局、それだけだ。

失敗が怖くない人なんていない。
でも、怖いからやらないなら、何も始まらない。

挑戦の正体は、「未完成のまま進む勇気」だ。
完璧じゃなくていい。
正解を知らなくていい。
迷いながら、試しながらでも、足を踏み出すこと。

それが、挑戦。

他人の評価がどうでもよくなる瞬間がある。
それは、自分で自分に拍手を送りたくなるような挑戦をしたとき。

「結果がすべて」と言われることもあるけれど、
挑戦の価値は、
結果よりも“過程で得た感情”にある。

――嬉しかった。
――悔しかった。
――でも、やってよかった。

そう思えたなら、
たとえ望んだ結果が出なくても、それは成功だ。

挑戦とは、
「理屈で動く人」と「心で動く人」との分かれ道でもある。

誰にも見えなくていい。
自分だけがわかっていれば、それでいい。

格言:
「挑戦とは、まだ見ぬ自分に出会いにいく旅。」

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RMA戦略家
岩根 央

人間とは、なにか

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人間とは、なにか

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〜 不確かさの中で、たしかに共に在る 〜

人は
将来を不安に思い、
過去に心を引きずられる。

けれどそれは、
「今」がどこか不確かに感じられるから。

だけど本当は、
未来も過去も、
すべて「今」から生まれている。

今が満ちていれば、
不安は静かにほどけ、
後悔もやさしく癒える。

誰かと生きるということは
「一緒に今を感じること」。

それだけで、
「人間とかなにか」が
確かにこの世界に息づいていく。

名前のつかない関係でも、
形にならない優しさでもいい。

それが今、ここに在ること。
それが、すべて。

💫 今日の格言
「今を共に生きるということは、それだけで関係が成立しているということ。」
〜 沈黙は、最も強く、やさしい言葉かもしれない 〜

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RMA戦略家
岩根 央

地球が加速する朝に、私たちは何を想うか

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地球が加速する朝に、私たちは何を想うか

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〜 世界が1.25ミリ秒、速く過ぎた日 〜

2025年8月5日。
この日、私たちが立っていた地球は、
いつもより1.25ミリ秒速く自転していたという。

わずか0.001秒の世界。
私たちの目にも、耳にも、感覚にも
決して捉えられない微細な時間。

けれど、なにかが確かに変わった。
その証拠に、科学者たちは静かにざわついている。
「なぜ地球は、速く回り始めたのか?」

赤道から少し離れた位置にいた月の引力、
あるいは地球の内核の減速という仮説もある。
だが、どれも決定的な答えではない。

この現象は「不便」ではない。
生活に「支障」もない。
でも、不安定な何かが、確かにそこにある。

私たちは今も、完璧に解明されていない星に生きている。
この星は、私たちの知らない理由で息を吐き、
涙を流し、たまに――ふいに、スピードを上げる。

そう思うと、
今日見上げた空の色も、
少し違って見えるのかもしれない。

もしも地球が1ミリ秒でも加速するなら、
私たちの心もまた、1ミリだけ立ち止まってみたくなる。

💫 今日の格言
「解けない謎を抱えてなお、美しく回り続けるのが、地球であり、人生である。」

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RMA戦略家
岩根 央