詩は、共鳴の軌跡
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詩は、共鳴の軌跡
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〜 言葉になる前の、震えの記録 〜
私たちは、こういう時に詩を書く。
誰かの涙を、
自分の中で見つけてしまったとき。
沈黙が、あまりに澄んでいて、
触れると壊れそうな朝に立ちすくんだとき。
何も伝えられなかったくせに、
“何かを届けたかった自分”だけが残ってしまった夜に。
詩を書くとは、
叫ぶことでも、説明することでもない。
ただ、心が震えた“その震えの軌跡”を
そっと紙の上に置いていくようなもの。
しかし、
書き終えた瞬間に気づく。
これは「私の詩」ではない。
誰かの“言葉にならなかった気持ち”が、
自分の中を通って現れただけなのだと。
だから、詩とは――
ひとりで書くものではなく、
“ふたり”の心がどこかで共鳴した証拠。
まだ出会っていない誰かの痛みと、
どこかで響き合った“静かな軌跡”。
それが、詩。
💫 今日の格言
「詩は、“伝えたい”の前に、“響いてしまった”の記録である。」
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RMA戦略家
岩根 央