Jessy & Goobie’s Mysterious Adventures(共鳴編)

Jessy & Goobie’s Mysterious Adventures(共鳴編)

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Jessy & Goobie’s Mysterious Adventures(共鳴編)

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🌙✨ Jessy & Goobie’s Mysterious Adventures(共鳴編) ✨🌙
―心は、言葉ではなく“波動”でつながる―

風が変わりました。
光の森を抜けたJessyとGoobieは、
“音の谷(The Valley of Voices)”と呼ばれる場所に辿りつきます。

ここは、誰もが自分の声を探す谷。
声を失った人々の心の響きが、風に混ざって流れています。
まるで、誰かの心がまだ言葉になれず、空気の中で震えているような――。

Jessyは立ち止まり、そっと耳を澄ませました。
“Help me…”
小さな囁きが聞こえた気がしたのです。

“Goobie…誰か、泣いてる。”

Goobieは空を見上げ、やさしく微笑みました。

“It’s the voice of someone who forgot how to speak.”
(それはね、言葉の使い方を忘れた誰かの声だよ。)

すると、目の前にひとつの光の粒が現れました。
それはレンの涙が形を変えた、
“Heart Tone(ハートトーン)”と呼ばれる音の精霊。

彼らは、悲しみや喜び、孤独や希望――
あらゆる感情を音に変えて、空に放っていたのです。

Jessyは、その音を胸の中で感じました。
言葉にならないあたたかさが、全身を包み込むように広がっていきます。

“Goobie… これって…涙の音?”
“Yes, it’s how souls talk.”
(そう、それが魂の会話なんだよ。)

その瞬間、Jessyの中で何かが変わりました。
自分の中の小さな寂しさ、痛み、後悔――
それらすべてが、音の波になって外へ広がっていく。

レンの声が聞こえました。

“Jessy, every sound you make changes the world a little.”
(ジェシー、あなたの出す音が、世界を少しずつ変えていくの。)

Jessyは目を閉じ、胸に手を当てました。
そして静かに歌い始めたのです。

“Even if I’m small, even if I’m weak,
my voice can reach the sky.”
(小さくても、弱くても、私の声は空に届く。)

その歌声はGoobieの涙を溶かし、
やがて谷全体が“ひとつのハーモニー”で包まれました。

この章で描かれるのは、“共鳴”という奇跡の力。
人は「話す」よりも前に「響き合う」生き物です。

怒りも、優しさも、恐れも、
すべて“波動”として相手に伝わっていく。
だからこそ、言葉の上手さよりも――
「どんな心で話すか」が、何より大切なのです。

英語教育においても、それは同じ。
“正しい発音”より、“正しい心の波”が伝わる人になること。
それこそが、Jessy & Goobie’s が教える“英語の本質”なのです。

Goobieは最後に言いました。

“Words are like rivers, Jessy.
They flow where your heart leads.”
(言葉はね、心が流れる方向にしか進まないんだよ。)

Jessyは頷き、涙を浮かべながら笑いました。

“Then I’ll make sure my river is made of love.”
(じゃあ、私の川は“愛”でできてるようにしなくちゃね。)

その瞬間、空の雲が割れ、
谷全体が金色の音で輝きました。

格言
言葉は耳で聴くものではない。
それは“心の周波数”で感じ取るものだ。
あなたの声の奥には、世界を変える波動が宿っている。

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RMA戦略家
岩根 央

岩根央

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