病は気からは本当か?

病は気からは本当か?

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病は気からは本当か?

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熱にうなされながら、ふと思う。
「病は気から」って本当にそうなんだろうか?

身体が壊れると、心まで弱ってしまう。
でも逆に、心がくじけると、不思議なくらい身体まで重くなる。
この繋がりは、決して迷信ではない。

確かに「気持ちだけで病気が治る」なんてことはない。
けれど、回復に向かう道のりで「気持ち」が占める割合は、実はとても大きい。

不安に包まれていると、治る力は鈍る。
「大丈夫」と信じた瞬間に、免疫も呼吸もリズムを取り戻していく。
人間は、心と体で一つの命だからだ。

思い返せば、これまでの人生もそうだった。
挑戦に挑んだとき、最後に背中を押したのは“身体の強さ”ではなく、“心の決意”だった。
逆にどんなに体力があっても、気持ちが折れていると一歩も進めなかった。

だから「病は気から」という言葉は、
“病気の原因は気持ち”という単純な話じゃなくて――
“気持ちが病を超えていく力を持っている”という、深い真理なのだろう。

病に倒れている今こそ、知る。
「気」は、病を癒やす種火にもなるし、病を長引かせる影にもなる。
ならば僕は、影ではなく種火を選びたい。

高熱にうなされても、心は冷めないように。
身体は弱っても、気持ちは灯りを消さないように。
その姿勢が、必ず回復の道を早めてくれると信じている。

今日の格言
「病は気から。 それは病気をつくる“原因”ではなく、病気を癒す“力”のことだ。」

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RMA戦略家
岩根 央

岩根央

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