信じるということ
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信じるということ
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〜 理想を託すのではなく、“その人”を受けとめること 〜
「信じています」
そう言ったとき、
私たちは誰を、何を、信じているのだろう。
本当に“その人”を見つめているのか。
それとも、自分の中に描いた理想像を信じているのか。
◾️「裏切られた」の正体は、理想の崩壊かもしれない
「そんな人だとは思わなかった」
「裏切られた」
そう感じた経験は、誰にもあるかもしれません。
でもよく見てみると、
その“裏切り”は、相手が変わったからではない。
ただ単に、
自分の理想が崩れただけなのかもしれません。
◾️理想を信じていたのは、自分の不安ゆえに
私たちは誰かを信じたいとき、
実はその人自身を見ていないことがあります。
「こうあってほしい」
「こうであるべき」
そんな期待が、
いつのまにか“信じている”という言葉にすり替わる。
でもその根っこには、
「自分の不安」が隠れていることも少なくありません。
◾️信じるとは、“その人であること”を受け入れること
本当の意味で誰かを信じるとは――
光だけでなく、影も見ること。
安心できる面だけでなく、不安になる部分も見つめること。
そして、それを受け入れた上で、
「それでも、私はこの人を見ていたい」と思えること。
理想じゃなく、実在としての“その人”を見つめること。
それこそが、信じるということの本質なのだと思います。
💫 今日の格言
「信じるとは、理想を託すことではなく、“光も影も含めて、その人そのもの”を見守る覚悟である。」
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RMA戦略家
岩根 央