その感情、本当に“味方”ですか?

その感情、本当に“味方”ですか?

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その感情、本当に“味方”ですか?

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〜 感性は人を育てるが、感情は人を壊すこともある 〜

私たちは、日々、感情と共に生きています。
嬉しい、悲しい、悔しい、焦る――
それらは、決して悪いものではありません。

けれど時に、
感情は思わぬ方向に人生を動かしてしまうことがあるのです。

◾️“危険な感情”というものがある
たとえば、こんな場面――

「前に、こう言いましたよね?」
「なんで言った通りにしないんですか?」
「私の気持ち、考えてくださいよ!」

正論のように聞こえても、
その背後には、がっついた感情や、
怒りの爆発が渦巻いていることがあります。

そしてそれは、
相手を傷つけ、信頼を壊し、
結果的に“自分自身の品格”も削ってしまう。

◾️感情を爆発させる人に、信頼は集まらない
感情を“すぐに外へ出す”ということは、
一時的なスッキリ感を与えてくれるかもしれません。

でも、後には何が残るでしょうか?

大声を出したその場では勝てるかもしれない。
でも、そのあとに残るのは、
静かに距離を取る人たちの背中かもしれません。

◾️感情ではなく、感性を育てるということ
感情は“その瞬間”の反応。
でも、**感性は“選び取る姿勢”**です。

・相手の言葉に、どんな背景があったのか。
・今、自分の内側に何が起きているのか。
・本当に伝えたいことは何か。

それを“感じ取る力”があるとき、
人は感情に流されず、
“誠実さ”を選べるようになる。

感性とは、人生のハンドルのようなもの。
それがないまま感情で走り出すと、
ハンドルのない車を暴走させているようなものかもしれません。

💫 今日の格言
「感情は反応。感性は選択。」
〜 育てるべきは、心の反射ではなく“心の深度” 〜

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RMA戦略家
岩根央

岩根央

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