私たちが本当に恐れているもの
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私たちが本当に恐れているもの
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「“死”が教えてくれる、私たちが本当に恐れているもの」
〜 “無”ではなく、“わからなさ”が心を曇らせる 〜
ある僧侶はこう言いました。
「生まれたものは皆、土に還る。痛みや苦しみから解放され、遅かれ早かれ命は巡っていく」
この言葉は、多くの人の心にやさしく響きます。
死を受け入れる術として、美しく、どこか安心感さえ与えてくれる。
でも、ほんとうにそうでしょうか?
◾️矛盾する“死後”への感情
私たちは、普段は「死んだら終わり」と言いながらも、
口ぐせのように言うのです。
「お父さん、見守ってくれてるよね」
「また来世で会おうね」
「冥福を祈ります」
それは、死後の世界を“信じている”というより、
魂の深い部分では“信じていないとやっていけない”何かがあるからではないでしょうか。
◾️恐れているのは、“無”ではなく、“未知”
もし死んだら「無」になるだけなら、
なぜ人はこんなにも死を恐れるのでしょうか。
それは、私たちが怖いのは“無”ではなく、
「わからない」という状態に耐えられないから。
仏教ではこれを【無明の闇】と呼びます。
“知らない”ことこそが、恐怖の正体なのです。
◾️「死」は、“生きること”への最大の問い
人生とは、営業と同じです。
目の前の成果よりも、“見えないもの”への向き合い方がすべてを変えていく。
仕事だって、目に見える努力だけでは測れません。
精神世界との関係性が、結果を動かしているのです。
🌌 今日の格言
「私たちは“死”を恐れているのではない。“死を知らない自分”を恐れている。」
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RMA戦略家
岩根 央