なぜ、人は“すれ違う”のか

なぜ、人は“すれ違う”のか

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なぜ、人は“すれ違う”のか

〜 同じ言葉を話していても、届かない理由 〜

 

「ちゃんと説明したのに、なぜ伝わらないんだろう」
「分かってもらえない。悲しい。腹立たしい…」

私たちは時に、
“言葉を交わしているのに、心がすれ違う”という
どうしようもない孤独にぶつかることがあります。

 

でも、その“すれ違い”は、
言葉の使い方の違いではなく、
“ものの見方”の深層が違っていることから起きているのです。

 

たとえば、
一方は「効率」や「合理性」で物事を見ていて、
もう一方は「感情」や「余白」で世界を捉えている。

すると、同じ“ありがとう”でさえ、
届き方も、響き方も、まるで別のものになる。

 

📌 人は、“共通言語”ではなく、“共通の視点”があってはじめて、通じ合える。

 

言葉を文字だけで見る人は、
「何が書いてあるか」しか見ようとしません。

けれど、言葉の向こうにある
“なぜこの言葉を選んだのか”という意図や背景に気づける人は、
心の深いところで人と繋がる力を持っています。

 

言葉が通じないとき、
怒るより、あきらめるより、
「相手が見ている世界はどこだろう」と想像してみること。

そこから、
“真のコミュニケーション”がはじまるのです。

 

たとえ相手が心を閉じていたとしても、
こちら側の扉まで閉める必要はありません。
自分の心が開いている限り、
すれ違いは、いつか“交差点”になることがあるから。

 

✴️ 今日の格言 ✴️
「すれ違いは、対話の終わりではなく、“理解の入り口”である。」

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RMA戦略家
岩根 央

岩根央

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