人間の五感は、どこまで拡がるか
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人間の五感は、どこまで拡がるか
〜 感じる力は、心を超えて魂に届く 〜
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
これが「五感」と呼ばれる人間の基本的な感覚です。
けれど私たちは、本当に“それだけ”で世界を認識しているのでしょうか?
たとえば——
目の前の風景を見たとき、
それが“懐かしい”と感じたなら、
それは単なる「視覚」ではなく、
心の記憶に触れる何かが、そこに働いています。
好きな人の声を聞いたとき、
なぜ涙がこぼれそうになるのか。
香りを嗅いだとき、
なぜ過去の一場面が一瞬で蘇るのか。
人間の五感は、“過去・現在・未来”さえも行き来できる、
時空を越える感覚回路なのかもしれません。
さらに言えば——
第六感と呼ばれる「直感」や「共感」もまた、
**五感が進化した先にある“深層感覚”**なのではないでしょうか。
つまり、
人間の五感とは、外界を測る道具ではなく、
心の深さを映し出す“鏡”であり、
他者と通じるための“橋”でもあるのです。
🌱 「感じる力がある限り、人は誰かとつながり続けることができる。」
現代は“情報の時代”と言われますが、
もっとも大切な情報とは——
「心がどう感じたか」ではないでしょうか。
痛みを察知するのも、
喜びを分かち合うのも、
すべては「感じる」という、人間にしかない奇跡。
だからこそ、
五感をただ“使う”のではなく、
“育てる”ことが、人生を豊かにする鍵なのです。
五感とは、
心と世界をつなぐ神様からの贈りもの。
それは、愛を知るために人間に与えられた感覚なのかもしれません。
今日の格言
「感じることをやめたとき、人は生きることを忘れてしまう。」
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RMA戦略家
岩根 央